豆苗の栄養価比較!

『五訂 日本食品標準成分表』より 可食部100gあたりの数値

 












灰分
























A




D




E




K



ンB



ンB
2








B
6



ンB
12










C



豆苗 31
kcal
89.7
g
4.8
g
0.5
g
43
g
0.7
g
3
mg
210
mg
18
mg
18
mg
57
mg
1
mg
0.6
mg
0.11
mg
0.6
mg
4700
mcg
0 2.8
mg
320
mg
0.24
mg
0.3
mg
1
mg
0.21
mg
0 150
mcg
0.7
mg
74
mg
3.1
g
小松菜 14 94.1 1.5 0.2 2.4 1.3 15 500 170 12 45 2.8 0.2 0.06 0.1 3100 0 0.9 210 0.09 0.13 1 0.12 0 110 0.32 39 1.9
サラダ菜 14 94.9 1.7 0.2 2.2 1 6 410 56 14 49 2.4 0.2 0.04   2200 0 1.6 110 0.06 0.13 0.3 0.06 0 71 0.25 14 1.8
キャベツ 23 92.7 1.3 0.2 5.2 0.5 5 200 43 14 27 0.3 0.2 0.02 0.2 50 0 0.1 78 0.04 0.03 0.2 0.11 0 78 0.22 41 1.8
   
 タンパク質・・・ 体をつくる不可欠な栄養素です。文鳥など家庭で飼われる小鳥は、主食である雑穀からタンパク質を摂取しますが、自然界での小鳥に比較して、動物性のタンパク質を摂取する機会が少ないので、その不足を補うものとして、豆類由来のタンパク質は有効なものと考えられます。
  ビタミンA・・・ この場合正確には、ベータカロチンですが、 目・気管・皮膚などの粘膜の形成やその機能に関係するとされるものです。小鳥の場合も不足すると、毛づやが悪くなり、脚がかさかさになったり、発育不全が起こると言われています。
  ビタミンE・・・ 血管を拡張し血液循環をよくする働きがあるとされています。抗酸化作用が注目され、老化を防ぐとも言われています。
  ビタミンK・・・ 止血のための物質の生成に必要とされています。不足すると、出血しやすくなると言われています。
     葉酸・・・ タンパク質やアミノ酸の代謝に必要とされている物質です。不足すると、血液中の赤血球が異常を起こし、貧血を起こすと言われています。
パントテン酸・・・ 糖質やタンパク質の代謝に必要とされている物質です。いわゆる善玉コレステロールの生成に関係するとも言われています。

 小松菜など従来の青菜より、多くの栄養的利点のある豆苗は、自宅栽培して少量を新鮮に与えることが出来るという利点もありますから、他の青菜と組み合わせて与える価値は大いにあるといえるのではないでしょうか?

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