メープルピース検証栽培

    豆苗栽培可能なメープルピースか販売前に検証しています。

※鳩の飼料に用いられるメープルピースなどのえんどう豆は、かなり品質にばらつきがあり
豆苗栽培に適さないことがあります(ほとんど発芽しない・発芽しても成長しない)。

2008年1月22日開始。
 
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1/22 栽培開始

メープルピース25g・豆苗栽培用えんどう豆25g
※ 寒さ対策として底にパネルヒーターを敷きました。

1/23 一日水に浸した後

パネルヒーターの上に乗せ、ダンボールをかぶせ、
一日一回水を取り替えて栽培します。

1/24 「栽培用」から根が出ています。
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1/25 メープルピースからも根が出てきました。 1/26 「栽培用」より遅いですが順調のようです。 1/27 順調に成長しています。
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1/28 根の成長にかなり違いがあります。 1/29 かなり差が出てきました。 1/30 「栽培用」の成長が際立っています。
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1/31 「栽培用」を暗室から出します。 2/1 メープルピースは発芽速度がまばらなようです。 2/2 メープルピースも暗室から出します。
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2/3 メープルピースには発芽が遅いものがあります。 2/4 「栽培用」は明日収穫の予定です。 2/5 「栽培用」で46gの豆苗を収穫しました。
メープルピースは伸びの早いものを4g収穫しました。
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このメープルピースはつたが出るタイプが多いようです。
(経験上では茎が太くはあまり高く伸びないと思われます)
2/6 2/7
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2/8 メープルピースから11gの豆苗を収穫しました。 2/9 発芽しない豆を除去しました。
メープルピースの発芽率は70%くらいでしょうか。
2/14 再生が進んでいます。
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2/14 パネルヒーター無しの「栽培用」を収穫しました。
元の豆は45gで収穫量は83gでした。

 収穫量はパネルヒーターの有無にかかわらずほぼ同じ
(豆1gで豆苗1.84g)でしたが、収穫までの所要日数に10日
の差がありました。

2/17 さらに再生が進んでいます。 2/21 再収穫しました。
「栽培用」25g、メープルピース9gでした。
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3/4 再々収穫しました。
「栽培用」1g、メープルピース6gでした。

「栽培用」は限界、メープルピースはまだ少し余力が
ありますが、これで栽培終了しました。

3/4 ヒーター無しを再収穫しました。
「栽培用」45g、メープルピース20gでした。

メープルピースはまだ余力がありますが、
これで栽培終了しました。

 
     

【まとめ】
 「栽培用」が豆25gで収穫量72g(46g・25g・1g)、メープルピースが30g(4g・11g・9g・6g)と倍以上の差が生じ、やはり「栽培用」が優秀と見なせます。

 栽培日数が長くなると、「栽培用」はメープルピースよりも豆が腐りやすいので、再々栽培を試みず、初回、再生栽培で十分大きく育てた方が良さそうです。一方、メープルピースはあまり丈が伸びないので、一気に収穫するよりも、少しずつ摘み取り、長く栽培すると良いでしょう。

 また、冬季の栽培で早めの収穫を望む場合は、パネルヒーター(『ピタリ適温』など)の有効性が確認されました。

 

 

パネルヒーター無しは、
22日から栽培しています。
成長がゆっくりです。

栽培場所(東南窓辺の室内温室)
晴天の時には30℃以上になります。

 

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